株式会社スカラベ   阿部の日記
 
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   Diary 2002. 7
 
7月2日 (火)  ストレスとは何なのか、どこから来るのだろうか?

 宇宙にとって地球は、ほんの小さな存在。
地球にとって「私たち」はかすかな存在。
しかし同時にかけがいのない存在。

生きてある時、一人一人が、一匹一匹が、一本一草が個性豊かに輝いている。

そこでは善も悪も、何もかもが多様に関係しあい留まることのない瞬間の中にある。

1)24時間と25時間のリズム
私たちは【24時間を一日としたリズム】で「社会生活」を成り立たせているが、私たちの心身の中には【25時間を一日とするリズム】のもう一つの体内時計が刻まれているという。(三木成夫の「胎児の世界」から)

それは生命体の一つ一つに固有の「30数億年の生命記憶」を心身に深く刻み込んでいることに由来しているそうだ。

2)「25時間のリズム」とは何か
海で生まれた「生命力」は、汐の満ち引き(地球上の海水が1日に移動するエネルギーは現在世界の費やす1年分の石油エネルギーよりも大きい)のリズム(潮汐リズム)と呼応して生死を司り、食べ物を得たりしてきた。

そして海から数億年前に陸へと生命が上陸してからも体内に深く持ち込まれているというのだ。

24時間リズムとは「頭の世界で考え行動する」ことであり、25時間リズムとは「心の世界で感じる」ことに通じ、その二つは互いに共振したり、反発したりするという。

・第六感と五感
・陰と陽
・裏と表
・内と外
・内臓系と体壁系
・RNAとDNA
・張力と圧縮力

それらは同時にあり、繰り返し呼応しあい、交わり、反発しあう。

そう言われてみると外気に接する皮膚は28日の太陽と月による海の潮汐リズム(月暦)で生まれ変わるし、生殖を司る生理(月経)も28日周期だ。

出産や死も潮の満干に大きく影響されている。

また、胎児の成長する羊水や体の隅々にまでめぐる血液は海水に近い塩分濃度だし、海は「母なる海」と言われる。

波うちぎわの波音が懐かしく、心地よく感じるのは海が私たちが誕生した故郷だからなのだろう。

逆に海が怖いという人は生命が海から陸に上がる時代の恐怖と苦難の記憶を強く引き継いだDNAの持ち主なのかも知れない。

3)内臓や自律神経は植物的な「25時間リズム」をひたすら繰り返している
心は宇宙のリズム(自然界)が内臓と共振することを求めている。
意志で直接コントロールしがたい内臓の動きと、それをネットワークしている自律神経は植物的な性格をもっている。(広辞苑より)

内臓と自律神経は、生きている間にはひたすらに、どこにいようと、夏でも冬でも夜も昼もなく勤勉に誠実に働き続けている。

植物も同じように夏冬、昼夜はもちろん嵐の時、日照りの時も全てを受け入れてひたすら成長し、子孫を残そうとし続けている。

マイナス30℃の季節には寒さを感じ取り、ホルモンを出して身体(樹木)の水分を減らしマイナス80℃まで凍らないように冬を越し、凍死しないようにする。

春夏秋には水をたっぷり吸い上げ(一日190リットル)葉を伸ばし、光合成を充分に行い、養分を蓄え、花を咲かせ最後には結実して子孫を残す。

毎年毎年!繰り返し、繰り返し。

植物は大地と陽光と水で光合成をすることができる。
動物と違って自分で自分の生長に必要なエネルギーを自然リズムとともに作り出すことが出来る。


4)人間社会を支配する「24時間リズム」からの歪み
動物である人間は、他の動物の生命を求めて行動し喰い、植物がつくった栄養分を食べ、河川や湖沼の真水を探し求めて行動して生きられる。

しかも、「求め行動するエネルギー」は「生長に必要なエネルギー」量よりはるかに多く消費されるように出来ている。

その上、人間社会は人間生命の暮らしに必要としている以上の過剰なエネルギーを「もちたいと願う」構造になっている。

人間はそのように歴史をつくりあげてきた。

現代社会にあってはそれが世界レベル、地球規模はもちろん、人間の領分ではない宇宙や微生物やDNAにまで手を伸ばし環境悪化は臨界に近づいている。

したがって、心身のリズムは超複雑骨折状態へ向かっている。

今の社会を支配しているのは頭脳・筋肉・視覚が先行する、24時間のリズムであり、それは25時間リズムの人間生活の隅々までをも強く強く支配し、24時間リズムに従わせようとしている。

動物として生きる人間が宿命的にもっている「24時間のリズムと25時間のリズム」=「脳と内臓のリズム」=のズレによるストレスは極度な24時間リズムの増大にともない、同時に極大化していると言える。

だから、今こそ生命が必要としている「25時間リズム」をリセットすることが、すごく大切なことだと感じ気づく事が大事だと思う。

太古では季節の節目の「祭り」や一日の「祈り」の時間などでズレに手を打ってきたのだろうが、「人知と人欲」へ走る現代社会は「ストレス」を「ストレス」として味わうことも感知できない様相をていしている。

5)まずはストレスをストレスとして感じ味わおう!
人は本来的には昼は動物の時間を過ごし、夜は植物の時間を過ごすことで、筋肉や頭脳の疲れを除き内臓と手を打つように出来ている。

「夜」には「何があっても絶え間なく動いてくれる内臓」は「生命活動に必要なエネルギーを確保してくれる脳や手足」に感謝し、「朝」には「脳や筋肉」は「絶え間なく動いてくれる内臓」に感謝して生命は成り立っているのだと思う。

アトピーやガン、又は半健康・半病人の蔓延は皆の知るところだ。
今では驚くことに子供の1/3以上がアトピーだという。
アトピーやガンはストレスの表現だと思う。

これを「薬で治す」「医学で治す」などと安直、商業的に考えるべきではない。

社会構造や現代の価値観から治すこと、そしてまずは生活を変えることで治すことが本筋だ。

「それはそんなに困難なことではないぞ」と考え始めたら「やれる」ものだと思う。

どうだろうか!


7月11日 (木)  自然について(塩編)

 食卓塩という「NaCl」そのものの精製塩と、海水を天日干しして、にがりを抜いてつくる塩とは大きな違いがある。

塩辛いだけの食卓塩に比べて、海水塩は甘味・苦味など豊かな味がする。

それは、海水塩は「NaCl」単味ではなく、60種以上のミネラルが混ざり合ったものだからだ。

「NaCl」は舌にビリビリとしびれをおこすが、海の塩は身体全体に行き渡る感じがする。

それはなぜだろうか?

人体は酸素・炭素・水素・窒素から始まり微量元素の砒素・コバルト・水銀にいたるまで34種類が必須性を発見されている。

また、地球表層部の元素は、酸素・シリカ・アルミナ・鉄からタングステン・イリジウム・オスミウムに至る78種が発見されている。

そのうちの殆ど海水が含まれているのだと思う。

現在の分析はppm・ppbレベルだが、いずれもっと微量の分析ができれば、今は人体中の必須元素に入っていないチタンや金銀も加えられえることになると思う。

海水塩は生命の成り立ちそのものとともにあり=生命の母、食卓塩は舌の「味覚を錯覚させる調味料」だ。

同じ「塩」でも生命や健康から考えると全く逆のものといえる。

海から生まれた生命体の人間は陸に上がっても、血液や羊水という形で体内に海をもっているという。

海水塩は深いところで、私たちと呼応しあっているので身体全体に行き渡るのだ。

身の回りに多くある食卓塩や化学調味料は五感をにぶらせるので、なるべく避けよう。

舌・口・のどのセンサーを大切にして、心身を柔らかくしよう!と思う。


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