株式会社スカラベ   阿部の日記
 
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   Diary 2004. 10
 
10月1日 (金)  ヒト社会の出来事

人は何を求め何に熱狂するのだろうか。」
「無いものねだり」のあこがれと「深層の心情」との共鳴でヒト社会はうねり膨化し続ける?これはきっと「運命」なのだろう。

9月28日日経の春秋欄に昭和30年初版「悲しみよこんにちは」について、「ものうさと甘さがつきまとって離れないこの見知らぬ感情に」の書き出しで始まる18歳の女性(サガン)の短編小説にあれほど人々が熱狂したのはなぜだろう――とあった。あの時代を懐かしく思い出した。あの時代、時代も人も「思春期」の「不安と希望」のじれったさに共鳴した。

「興福寺の鎌倉復興期のみほとけ」を芸大で見た。運慶の木彫の指手が実に美しい。立像の背肩・表情は深い悲しみを発している。餓鬼を足蹴にした四将、武器を持つ十二将は武力で周囲を威嚇している。毘遮那佛は私はすべてを容け止めているという面構えをしている。約1000年間たった今も現役のパワーを発している。
この時代、武家が覇権を競い殺戮を展開していた。親族同士の殺し合い。こめかみから頭蓋の後ろまで釘で打ち抜くまでの恨みを込めた殺戮を繰り返した。―そんな時期に、そんな時期だからこそ、この「みほとけ」に武家も庶民も心を求めた。
現在も優れた出来ばえだと感じるのは、1000年間同じ心情を人が持ち続けているからだ。

「衣食足りて礼節を知る」こともあるが「衣食足りることを知らず覇権を目指すアメリカ」は不愉快な連中だ。ブッシュもケリーもひどい顔つきをしている。先日の「たけし」のTVだとペンタゴンに突っ込んだのはテロ機ではなく米軍機だという。ありそうだから納得してしまう。人それぞれ役割がありと思った。実はブッシュも誰かの「使い走り」であり、ブッシュに対し指示命令する連中がいるのが解った。そいつらはいったい何者なのか!

組織化された国家や都市はコントロールし易いので「民主国家作り」にアメリカと「先進国」は驀進する。破壊力ある軍隊と諜報監視力ある警察と世論作りのマスコミを牛耳ればあとは「法」と「金」で生活まで縛れる。多少のはねっかえりは活力の証のようなものだ。
より多くの人を懸命に働かせて「富」を生産させて一部を「分け前」としてあてがえば再生産に向かって働き続ける。「金融」という率直便利な手立てでコントロールは更にやりやすい。通信とインターネットと交通網は地球の隅々までの侵略を可能にした。「利権は利権を追い続け」て目先の「富」をむさぼる。鎌倉期と同様にその立場にあると「いくところ」まで行くしかない!?

しかし誰もが「生まれ,生長し、老い、死んでいく」一回生の中にいる。
無謀な侵略を実行したりそれに対し戦うことをしたりするよりも、地球や宇宙の運行と共に暮らし、日々を受け入れて暮らす一生を望む人が大半だろう。その側に立って毎日自然のめぐりと暮らしの賑わいのなか生き死にたいものだ。
縄文時代以前に戻らないと1000年前でもヒト社会は殺戮史だ。だが縄文時代に遡った暮らしには戻れない。面倒だが今を生きることができるだけだ。
宇宙の巡り、人間界の巡り、植物界の巡り、微生物界の巡り、水の巡り、「私」の巡り・・・・無数の運行が一瞬のうちに変貌し重なり合う。
「今」は一瞬であり永遠だ。  合掌



10月15日 (金)  小泉総理よ「私は日本国をアメリカにさし上げたい」と言え

小泉総理の行動は明治時代以来形成されてきた日本の政治権力の密室構造を解体しアメリカが日本政治を支配しやすいようにしている。小泉政権は、自民党政治や政財界の人間関係の視えない権力図を「アメリカ」にとって見えるように整理し続けている。
銀行など金融に始まり流通から不動産、飲食にいたるまでアメリカ流に変えて「アメリカ」が支配しやすくしてきた。不良債権の銀行負担、銀行のメガバンク化、銀行不良債権の国民負担で銀行界の内実を掌握。道路公団、郵政民営化など大騒ぎしてもそれ自体は実のない結果なのに既得利権構造の解体、自民党派閥を解体をうながし日本の権力を「すっぽんぽん」に公開した。アメリカの政財界にとって日本は利用し活用しやすい属国になった。さらに政治も経済も益々アメリカ追随型となりヨーロッパ(EU)、中国を敵にしてソヴィエト、中東、アフリカ、東南アジア、世界の海洋の資源と利権の収奪戦争へと出かけていくことになる。
「アメリカ」は利権のために自国の大統領も射殺したり自国のペンタゴンにまでミサイル撃破する闇の組織でがっちりと運営されている国家だ。誰がボスでどんな仕組みになっているのだろうか。権力の相続はどのようにしているのか。ぶっ壊してみたいと思う。
日本は米農耕文化圏、江戸エコロジカル生活文化など独自の文化をもってして世界の多極的共生を打ち立てるべきだ。そのためにアメリカ,EU、中国の権力構造をも揺るがす対抗力を持つ必要がある。

日本もアメリカも国家は国民にとっての不良債権である「赤字国債」を連発し借金を積み上げ続け頬かむりして本気で取り組まない。いずれどこからか召し上げるのだ。戦争、インフレ、税、先延ばし―などで。

「我々は結構贅沢な暮らしをしている」のだろうか。貧困,餓え、戦争がないだけ「楽」に生かしてもらっている。だけども子供達はあれすさみ、老人は尊敬されず豪華な施設「豚箱病院」へ閉じ込められる。大人達は何かに追われ、四季は無く金を追い続ける。こういった日本の内部からひび割れを治癒させなければならない。
「衣食足りて礼節を知る」より「衣食余って礼節を失う」−アメリカ文明追随生活者が心を壊し自然のリズムを狂わせ続けながら世界中を奪い尽くそうとしている。
アメリカ文明は内部から崩壊するまでこの行動を止めることは出来ないだろう。そのため、アメリカ文明追随型生活者である我々は「礼節を失う(解体)」ことを畏れながらも「礼節を知り・礼節を無くして」生きつづけ「範たる国家、範たる暮らし」の一コマに想いを馳せることになる。

太陽の巡り、季節の巡り、生命の巡りなど大きな自然の生命の巡りの視野で見ると横暴なアメリカ文明は釈迦の手の上の孫悟空に過ぎないことを無視している。


解体にはもっと大きな自然の姿への出会いと展開があるかも知れない。身より心を先んじて解体してみる。
生きて在ることの偉大さ、備わった五感、他者との交感、喜も怖も哀も怒も憎にも感謝!しようと芯から思う。
生命あるものには平等に「死」があるが生命無きものは存在さえ無いことを思う。たくさんの愛するものに合掌!!



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