株式会社スカラベ   阿部の日記
 
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   Diary 2007. 11
 
11月16日 (金)  魚についての話

さかな業界の現状を聞きました


そこで思いました、「本気でファーストライフからスローライフへ」はできるのか!
本当のことを知らないから、おだてられ、勝手なこと要求して、どんどん現場から遠のき、バカになる我ら「消費者」は国を滅ぼしているんじゃないか・・・・とあらためて反省!!
じぶんから自力が消えていく・・国民?から見識、五感、食文化、手先の器用さが消えていく・・・
目前の楽をもとめ過ぎて、未来が不安な暮らしをしてるんだと感じました。


以下は
水産会社の方の話をお聞きした事です。

@日本は国土面積では世界60番目、領海面積では世界6番目なのに
A持続可能な漁業政策がないため
B他国では成長産業で若者のあこがれの漁業が、日本では魚も若い担い手も失っている
Cスーパーで「300円」で売られている塩サバ一匹の漁師の手取りは「20円」!
D貴重な魚が生産現場・流通・レストラン・家庭・・どの段階でも安易に廃棄されている
E底引き網漁法により海底を荒らし餌場ごと根こそぎさらうため魚が激減している
F中途半端な「資源確保のための漁獲割り当て策」により、大きく美味くなり価格が上がる前に、旬を待たず早い者勝ちで獲る・・
G本来の漁業ではない矛盾のあるやり方に漁業者自身は苦しむ
H荒れた海底は自浄作用が弱く、ゴミが多く、漁船はその処理に高コストをかけている
I日本の買い手はつまらないことにわがままで高コストになる。中国やロシアなどに日本国内より高く売れるようになってきた。
J日本で980円の寿司パックがロシアで3万円で売れている!!
K日本で養殖用餌にしていた中国産穀物は、肉を食べるようになってきた中国で豚牛の餌になり、エネルギー用になり・・日本の養殖業が困難になる
L魚が高くなり、貴重になるが・・国内漁師は潤わず、冷蔵庫業界は忙しい現状
M漁場が死に、漁師が死んでゆく・・・・

大手食品スーパーの方は・・・
@会社全体は増収増益だが、鮮魚部門は伸びない
A消費者は生臭さを嫌い、さばけない主婦、食べずらい魚を嫌う子ども・・魚離れが進んでいる
Bさばき済み、調理済み・・・作りやすい食べやすいものが売れる


感じ考えたこと

ちょっとまてよ
おれもそう思っていたけど
めんどくさいって大事じゃないか
「魚を上手にさばく」には魚自身、包丁、まな板、水、ゴミ処理・・・無限の出会いと知恵がそこにある。
いまの暮らしは見えないものばかり。見えてることはほんのちょっとだ

結局は日本国民の「生きる力」「培ってきた食文化」が崩壊している。
ゲームやってる場合じゃない!塾行ってる場合じゃない!


消費期限のごまかし。食材ブランドの嘘・・・そんなことはどうだっていい。
腹壊さなきゃいいじゃないか。騙され続けた「消費者の愚か」も考えるべきだ。
つまらない規則自身を見直すべきなのに、本質を見極めずに違反したものだけを断罪しまくって騒ぎ立てて犯人探し・・・
大事な食材を、捨てない努力をしているかもしれない者だけを刑場に出すな。プラシーボ効果で、ブランド食品を安く手に入れて満足できた「消費者」。安く買いたたき利益を出すことに幕臣する流通業界。やたらと騒ぎ立てる物知り顔のマスコミ・・をも断罪せよ!
みんなで、本当はどうしたらいいのかをきわめていくべきだ。

もっと食品を愛し熟知し生かしきる食文化を、「国是」とし、生命をいとおしみあえる風土を作るべきだろう。
何のためのコンプライアンス信仰?
文章化した法律や規則で荒廃を塞いでも、「悪」はどんどん深く見えないところに潜ってしまう。
そこにかける管理費用を、「規則不要」の風土作りにかけてもらいたい!!・・・と本当はみんな思っているんじゃないのか??



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